ロリポップで初めて公開する方へ
サーバー契約、番号付きの接続設定、公開フォルダ、MySQLの設定まで、全8章で説明します。
全8章の目次 → 画像で接続設定を照合 →
この手順が対象にするホームページ
対象は、手元にHTML・CSS・画像があり、レンタルサーバーへファイルを転送して公開するサイトです。FTPソフトと、サーバー契約先から発行された接続情報を用意します。
AIからReactなどのソースコードだけを受け取った場合、公開用ファイルの生成(ビルド)が必要なことがあります。PHP、ログイン、データベースを使う場合も、この手順だけでは公開が完了しません。まず、何を公開用ファイルとして受け取ったか確認してください。
1. 「公開するもの」だけを一つのフォルダに
まず、パソコン内に公開用フォルダを作ります。説明用の例では、次の3ファイルを使います。実際の名前は自分のサイトに合わせて読み替えてください。
site/
index.html ← ページの本文
styles.css ← 色や配置
images/
shop.jpg ← ページに使う写真HTMLが images/shop.jpg を参照しているなら、サーバーでも同じ位置関係を保ちます。画像だけ別の場所へ送ると表示できません。
- パソコンでページを開き、文章と画像を確認する。
- 公開するファイルと、古い版・作業メモを分ける。
- パスワード、秘密鍵、APIキー、個人情報のファイルを含めない。
AIへ確認するときの伝え方
「このサイトをレンタルサーバーに公開します。転送する完成ファイルと、作業用ファイルを分けて説明してください。ビルドやサーバー側の設定が必要なら、その作業も教えてください。」
AIには接続パスワードや秘密鍵を渡さず、実際のサーバー設定は契約先の案内で確認します。
2. 接続できることと、公開先が正しいことは別
かんたん日本語FTPで接続先を登録します。次の値は推測せず、レンタルサーバーの管理画面や公式マニュアルから確認します。
| 項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 方式・ホスト名・ポート | FTP / FTPS / SFTPの指定、接続用サーバー名、ポート番号。FTPSとSFTPは別の方式です。 |
| ユーザー名・認証情報 | 契約先から発行された情報。サービスのログイン情報とは異なる場合があります。 |
| 公開フォルダ | 対象ドメインに対応する場所。名称は契約先により異なります。 |
| 公開URL | 転送後にブラウザで開くURL。接続用のホスト名と同じとは限りません。 |
複数サイトがある場合は、接続先名にドメインと用途を入れます。接続後は右側のフォルダを開き、対象ドメインの公開先であることを確かめます。既存サイトを更新する場合は、先にサーバー側の対象ファイルをバックアップしてください。
暗号化されないFTPより、契約先が対応するFTPSまたはSFTPを使えるか確認します。
3. フォルダの「中身」を対応させて送る
左側で公開用フォルダを開き、右側で公開先を開きます。上の例なら index.html、styles.css、images フォルダを、位置関係を保って転送します。
よくある一段ずれ
公開先に site フォルダごと入れると、トップページではなく /site/ の下に置かれます。ドメインのトップで表示したい場合は、指定された公開先へ中身を置きます。
上書き確認が出たら、同名ファイルを置き換えてよいか確かめます。知らないファイルを一括削除して場所を空ける必要はありません。
転送が終わったら、公開URLで確認
- ブラウザのアドレスが、パソコン内のファイルではなく公開URLになっている。
- トップページの文章、写真、デザインが表示される。
- 別ページへのリンクが正しい場所を開く。
- スマートフォンでも読めて、ボタンを押せる。
4. 営業時間と写真を更新する場合
| 変更内容 | 送り直すもの | 公開後の確認 |
|---|---|---|
| 営業時間を10時から11時へ変更 | その文章を含むHTML | 新しい時間になっているか。ほかの掲載箇所も残っていないか。 |
| 写真を同じ名前で差し替え | 新しい画像ファイル | 古い写真がキャッシュで残っていないか。 |
| 写真の名前も変更 | 新しい画像と参照先を直したHTML | HTMLの名前と実ファイル名が一致しているか。 |
| 文字の色や配置を変更 | 変更したCSS。構造も変えた場合はHTMLも | 別のページにも意図しない影響がないか。 |
更新前の版は残しておきます。公開後に問題が出たら、変更したファイルを確認し、必要に応じて保存しておいた版へ戻します。画像やCSSを変えると、同じファイルを使う別ページにも反映されます。
5. 表示されないときは、症状から確認する
| 症状 | 最初に見るところ | 次にすること |
|---|---|---|
| トップページが出ない | 対象ドメインの公開フォルダとindex.htmlの位置 | 接続成功だけで判断せず、管理画面の公開先と照合する。 |
| 文字だけで画像・デザインが出ない | 画像とCSSの転送漏れ、パス、大文字・小文字 | HTMLの参照先と、サーバー側の実ファイルを比べる。 |
| 古い内容のまま | 送ったファイルの場所・内容とブラウザのキャッシュ | 正しい版を送ったか確認したうえで再読み込みする。 |
| 接続に失敗する | 方式、ホスト名、ポート、認証情報 | 契約先の公式情報と照合。サーバー側の接続制限も確認する。 |
| エラー画面が出る | 表示されたエラーと直前の変更 | 追加の転送を止め、設定・プログラムの問題か切り分ける。 |
問い合わせには、使用したソフトの版、操作、エラー文を添えると状況が伝わります。パスワードや秘密鍵は送らないでください。